猫砂・トイレ環境

フードを変えたら「うんち」が変わる！理想の“うんち”と“猫砂”の深イイ関係

2025年11月11日

📑目次

フード選びの「答え合わせ」は、愛猫の「うんち」で行う。これは、以前の記事（記事5/10）でもお伝えした、最も重要な判断基準です。

しかし、「理想のうんち」を手に入れても、まだ問題が残ることがあります。「うんちは良いけど、ニオイが気になる…」「うんちが緩くなったら、砂が固まらなくて掃除が大変…」

そう、フードと「うんち」の関係は、そのまま「猫砂」選びに直結するのです。この記事では、フードと猫砂を連携させて考える、新しいトイレ環境の最適化を提案します。

フードの特性によって、うんちの「状態」は以下のように変化します。

愛猫のうんちの状態（＝フードとの相性）に合わせて、猫砂の「機能」を選ぶのが賢い方法です。

ケース1：高タンパクフードで「うんちが硬く、ニオイが強い」場合

選ぶべき猫砂: 「消臭力」を最優先にします。
解説: 理想的なうんちですが、タンパク質由来のニオイは強くなりがちです。砂自体がガッチリ固まる「鉱物系（ベントナイト）」や、ニオイを吸着する「活性炭入り」の猫砂が適しています。

ケース2：繊維質が多いフードで「うんちが多め・緩め」の場合

選ぶべき猫砂: 「固化力」と「速乾性」を優先します。
解説: 緩めのうんちは、固まりが遅い砂だと掃除の際に崩れてしまいます。「おから系」や「鉱物系」など、尿や便の水分を素早く吸収して「ガッチリ固まる」タイプの砂が、掃除のストレスを軽減します。

ケース3：ウェットフード併用で「おしっこが多い」場合

選ぶべき猫砂: 「吸収力」と「コスト」を優先します。
解説: 尿量が増えるため、砂の消費スピードが上がります。「安価で吸収力が高い（＝交換頻度を上げられる）」紙製や、システムトイレ用の「大容量チップ」などが候補になります。

「フード選び」と「猫砂選び」は、全く別のことのように見えて、実は「うんち（健康状態）」という一点で深くつながっています。

愛猫のフードを変えたら、うんちの状態をチェックし、それに合わせて猫砂も見直す。この両輪で考えることで、愛猫は「健康（良いフード）」と「快適なトイレ（良い砂）」の両方を手に入れることができます。

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